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不運のすすめ
米長 邦雄

不運のすすめ

価格:¥ 720
納期:通常24時間以内に発送

人気ランキング : 14828位
定価 : ¥ 720
販売元 : 角川書店
発売日 : 2006-07

将棋連盟米長会長が書く60歳からの生き方

将棋界で名人位まで極め、現在は将棋連盟会長にある米長邦雄氏の著書。これまでの数々の人生論、勝負哲学を書いてきた米長会長の最新作だ。
この本に何を見いだすかは、人それぞれだれだろう。40代以降、四冠王の絶頂から転落した後の40代半ばでの「米長版中年クライシス」をどう乗り越え、再びタイトルを取り「名人」にまで登り詰めたかは、読みどころの一つである。
しかし、私にとって一番、印象に残ったのは、将棋界で功なり名を遂げた」身でありながら、「60歳からが本当の人生だ」と書いている第5章の「晩年の運の呼び方」である。
中年以降の世代の人生論といえるだろう。

人間万事塞翁が馬,災い転じて福となす

米長流の生きざま論のダイジェスト版+名人戦移籍問題の当事者の事情解説の書といった趣です。
生きざま論の方はエッセイ集あるいはエピソード集のような感じで,紹介されているエピソードは
それぞれに興味深いものの各章に起承転結があるわけではないので,やや散漫な印象でした。
ただ,現代の「勝ち組負け組」の2分論に対する勝負師としての見解など傾聴に値する内容を多く含んでいます。
名人戦問題については,時事的な話であると同時に,米長流生きざま論の現在進行状況ということになるのでしょう。
「人間における勝負の研究」から,20年以上を経過して氏の生きざま論の視角がより広く深くなっているのは分かるのですが,
視野が広がっている分切れ味が柔らかいので☆3.5ぐらい。

不運と幸運とは、あざなわれる縄のように、反転していくものだ、という極めて正論をかたっている。 田中

口舌の徒の著書

秋の園遊会で、天皇陛下に窘められたのが著者の米長邦雄。
その異人の本だというので読んでみたのだが、愚書という以外の表現が思いつかない。
所詮は口舌の徒の妄想本。
読後の感想は、不快の一語である。

最も積極的な不運の活かし方

最近、将棋界では、アマからプロへの編入問題、名人戦問題と大きなニュースが立て続けである。私も将棋ファンの端くれ、これからどうなるのかと思っていたら、渦中の将棋連盟の会長、「さわやか流」の米長さんの本が目に付いた。
「落ち目となった時」「スランプの時」どうするか、米長さん自身や係わりのあった人達の情熱、行動を通して「運」とはどういうものか語っている。目の前の「不運」と思っていたことが実は大きな「運」につながっているものだと数多くの例で教えてくれる。師匠、父、周りの勝負師達、彼らのすごさに気づいてきたのは米長さんの優しさ強さであろう。ゼロから出発しなおそうという気分になれば既にスランプは脱しているのだそうである。40歳台半ばでどうしても若手に勝てなくなり自分でも「歳かな」と思った時米長さんはどうしたか、不遇をかこつ人、人生の転機に立つ人にとって勇気の出る話となっている。
もちろん最近の、アマからプロへの編入問題、名人戦のスポンサー変更の問題が真正面から書かれている。名人戦問題のようなどろどろした問題を、これほど「さわやかに」語ることができるのは米長さんならではの真骨頂であろう。


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このページの情報は
2006年9月7日2時49分
時点のものです。

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